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成年後見における居住用財産の処分

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パスポート申請代行・青森

成年被後見人が青森太郎さん、
太郎さんの後見人が弟の次郎さん
とします。

太郎さんが病院に長期入院する場合、
入院費用を捻出するため、
太郎さんの自宅売却を検討するとします。

この場合、
後見人の次郎さんが勝手に売却する事はできません。
売却には、
家庭裁判所の許可を得る必要があります
(民法859条の3)。

入院して自宅を不在にするといっても、
太郎さんにとって大切な自宅ですから、
裁判所の許可を得ないといけません。

もし、
次郎さんが裁判所の許可を得ずに売却すると、
後見人の解任事由になります。

民法846条には
「後見人に不正な行為・・・があるときは、
家庭裁判所は、・・・解任することができる」
と規定しています。

自宅ですから、
太郎さんが入院後に
「自宅をもう一度見たい」
と言うかも知れません。

それに自宅を売却してしまえば、
住民票をどこにするか、
という問題も生じます。

裁判所の許可を必要にすることで、
後見人が勝手な事をしないような
仕組みになっているといえます。


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