¥と金額の間
某県議会と某市議会の議員が、
領収書を偽造するなどして
政務活動費を水増し、不正に請求した
という問題がありました。
複数の議員が辞職することになりました。
不正請求の手口は色々ありますが、
気になったのは次の手口。
手書きの領収書に、
「¥ 2,000」と書いてあった。
議員側が
「¥」と「2」の間に
もう一つ「2」を書きくわえて
「¥22,000」
とした。
この領収書については、
発行した側にも問題があると考える。
なぜなら、
「¥」と「2」の間にスペースがあるからだ。
A「¥2,000」(←¥と2の間にスペースがないので不正しにくい)
B「¥ 2,000」(←不正に使われた領収書の書き方)
領収書を発行するときは上記Aのように書くべきなのだ。
行政書士になる前に勤めていた職場で、
私は言われたことがある。
上司
「火魔怒毛士(かまどけし)君、
これは取引先から送られてきた領収書だ。
これは¥と金額の間にスペースができている(上記Bのように)。
こういう書き方だと、¥の右側に数字を書き加えれば、水増し請求できてしまう。
今後、領収書を書く事になったら、(上記Aのように)
¥と金額の間にスペースができないように書くべきだ」
もちろん、不正をした議員が悪いのだけれど、
領収書を発行する側が上記Aのような書き方をしていれば、
このような不正は防げたはずである。
また、
手書きの領収書の場合、
通常は、発行した側に控が残っているはずなので
(手書きの領収書は複写式の用紙だから)、
書き加えたのかどうかは、
発行側が持っている控と、
議員側が持っている領収書を付き合わせると、
不正をしたかどうか判明するはず。
辞職された議員は、
私に領収書の書き方を教えてくれた企業で、
研修をしてみてはいかがだろう。
領収書を偽造するなどして
政務活動費を水増し、不正に請求した
という問題がありました。
複数の議員が辞職することになりました。
不正請求の手口は色々ありますが、
気になったのは次の手口。
手書きの領収書に、
「¥ 2,000」と書いてあった。
議員側が
「¥」と「2」の間に
もう一つ「2」を書きくわえて
「¥22,000」
とした。
この領収書については、
発行した側にも問題があると考える。
なぜなら、
「¥」と「2」の間にスペースがあるからだ。
A「¥2,000」(←¥と2の間にスペースがないので不正しにくい)
B「¥ 2,000」(←不正に使われた領収書の書き方)
領収書を発行するときは上記Aのように書くべきなのだ。
行政書士になる前に勤めていた職場で、
私は言われたことがある。
上司
「火魔怒毛士(かまどけし)君、
これは取引先から送られてきた領収書だ。
これは¥と金額の間にスペースができている(上記Bのように)。
こういう書き方だと、¥の右側に数字を書き加えれば、水増し請求できてしまう。
今後、領収書を書く事になったら、(上記Aのように)
¥と金額の間にスペースができないように書くべきだ」
もちろん、不正をした議員が悪いのだけれど、
領収書を発行する側が上記Aのような書き方をしていれば、
このような不正は防げたはずである。
また、
手書きの領収書の場合、
通常は、発行した側に控が残っているはずなので
(手書きの領収書は複写式の用紙だから)、
書き加えたのかどうかは、
発行側が持っている控と、
議員側が持っている領収書を付き合わせると、
不正をしたかどうか判明するはず。
辞職された議員は、
私に領収書の書き方を教えてくれた企業で、
研修をしてみてはいかがだろう。
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