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謄本と抄本

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パスポート申請代行・青森

パスポート申請の際、
戸籍を提出する必要があります
(旅券法3条1項2号)。

戸籍には謄本と抄本の二種類あります
(手数料はどちらも一通450円。郵送なら小為替のためプラス百円、送料)。

夫、妻、子一人(未成年、未婚)の三人家族が
いるとします。

謄本には、三人全員の事項が記載されています。
抄本には、三人のうち、特定の一名の事項が記載されています。

パスポート申請には
謄本と抄本のいずれを提出するのが良いでしょうか。

①夫一人分を申請する場合
この場合は、謄本でも抄本でもどちらでも良いことになります。
ただ、余計な個人情報を知られたくないならば、
夫の抄本を提出すれば良いことになります。

②家族三人全員が同時に申請する場合
夫、妻、子の三名が同時に申請する場合は、
(三人が同一戸籍の場合)
謄本一通を提出すればよいことになります。
三通取得する必要はありません。

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ステップファミリーと養育費

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パスポート申請代行・青森

「ステップファミリー」という言葉あります。
子供を連れて再婚した場合の家族の事をいいます。
下の図でいうと、
現夫、妻、子の三人がステップファミリーになります。

前夫--(離婚)---妻===現夫
        |
        |
        子

もし子が前夫(つまり実父)から養育費を受け取っている時、
妻の再婚によって、
前夫の払う養育費はなくなるのでしょうか?

基本的には、結論は、
(再婚相手の)現夫と子が、
養子縁組をしているか否かによって
異なります。

①現夫と子が養子縁組をしていない場合
前夫(実父)は、再婚前と変わらず、
養育費を支払う義務を負います。
養子縁組をしていない場合、
現夫に養育費の負担義務はありませんので、
養育費の算定について、
現夫の収入を考慮するべきではない、という事になります。

なぜなら、妻と現夫が再婚しても、
子と前夫(実父)が直系血族であることに変わりないし、
扶養義務も変わらないからです
(民法877条1項)。

②現夫と子が養子縁組をした場合
子に対する扶養義務は、
一次的には現夫(つまり養父)が負い、
二次的に前夫(実父)が負います。
この場合、前夫(実父)の扶養義務は
消滅するわけではありません。

二次的に前夫(実父)が扶養義務を負うという意味は、
例えば
現夫(養父)に経済的余裕がないときは、
前夫(実父)が扶養義務を負う、という事です。

なお、養子縁組をしているか否かに関わらず、
妻の再婚後は、事情によっては、
養育費は改めて算定される可能性もあります。

相続欠格

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例えば夫A、妻B、子Cがいるとします。

妻B===夫A--------女性D
    |
    |
    |
    子C

①妻Bが夫Aを殺害した場合、遺産相続はどうなるでしょうか?

結論としては、
妻Bは、夫Aの財産を相続することはできません。

民法891条では、
一定の場合に、相続する権利を奪う制度(相続欠格といいます)
が定められています。

妻Bや子Aは、
どんな場合に相続する権利を奪われるか、
というと、

・故意に被相続人(夫A)を死亡するに至らせた場合(民法891条1号)
・被相続人(夫A)の遺言書を偽造・変造・破棄・隠匿した場合(民法891条5号)

等々です。

では、

②夫Aが妻Bと離婚後、女性Dと交際(AとDは婚姻していない)。
Aは財産を女性Dに遺贈する趣旨の遺言書を作成後、
女性Dによって殺害された場合は、遺産相続はどうなるのでしょうか?

この②の場合、子Cの遺留分を除くと、
女性DにAの財産が渡ってしまうのでは?

上記①でみた相続欠格という制度は、
相続人に対して適用されるものです。

②のケースでは、
そもそもAと女性Dは婚姻しておらず、
女性Dは相続人ではありません。

したがって、
民法891条の相続欠格という制度の適用ができない。

子Cとしては、
遺留分の請求や、父Aが殺害された事による
損害賠償や慰謝料を請求することによって、
女性Dに渡った財産を取り戻す手段はあると思う。

ただ、形としては、
遺言書により、
一度女性Dに
Aの財産が渡ることになるのではないか。

民法891条は、相続人でない者が、
同条に定める行為(事由)を行なった場合には
適用がないのであるから、
相続人でない者に適用されるような改正が
必要になってくるのではないか。

こういう話は、現実に起こらず
想像上の問題であってほしいと思います。

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