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鎌怒芥子家の予備的遺言

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昨日の記事で参考にした判例では、
親族同士が裁判で争う形になっていました。
このような親族同士のトラブルを防ぐには、
遺言はどのように作ればよいのでしょうか?

例えば花子さんは、2月1日に
「長男・野郎に全ての財産を相続させる」旨の遺言を書いたとします。
そして、2月15日に、長男の野郎さんが、
遺言を書いた花子さんより先に死亡したとします。
親族同士のトラブルを防ぐためには、
次のような方法があると思います。

①花子さんは、長男・野郎さんが死亡した後、遺言を作り直す
②予備的遺言をしておく

②の予備的遺言とは、花子さんが書いた2月1日の遺言に、
「長男・野郎に全ての財産を相続させる。
 もし野郎が遺言者(花子のこと)より先に死亡した場合は、
 全ての財産を野一郎(野郎の子、花子の孫)に相続させる」
旨の文言を入れておくことです。

昨日参考にした裁判では、遺言には、
野郎さんが先に死亡した場合にどうするかが、
書かれていなかったわけです。

①の遺言を作り直す、ということについては、
遺言者(花子)は、いつでも、遺言の方式に従って、
遺言の全部または一部を撤回することができます(民法1022条)。

昨日参考にした判例では、長男が死亡してから
遺言者(長男の母)が死亡するまで、数か月の間のようでしたから、
遺言を作り直す時間的余裕がなかったのかもしれません。

例えば、長男死亡後に、遺言者(長男の母)が体調を崩したりすれば、
実際に遺言を作り直すのは難しいケースもあるかと思われます。

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